ポジティブ☆ダンスタイム
まえがき
2022年8月、ついにWACCAのオンラインサービスが終了してしまいましたね。
ラストスパートイベントとかいう不穏すぎる名前のイベントを見たときから嫌な予感はしていましたが、いざサ終のお知らせを見たときは喪失感でいっぱいでした。
そんな中でもカーテンコール楽曲で25曲の追加など最後の最後までWACCAを盛り上げようと尽力していた運営の皆さんとHARDCOR TANO*Cのメンバー(主に赤さん)には感謝してもしきれません。
結果的にはサ終という形になってしまいましたが、今我々元WACCAerにできることは『WACCAを過ぎたゲームとして扱うのではなく、WACCAという素晴らしいゲームがあったことを何かしらの形で残す』ことだと思います。
そういうわけで、くおんさん(Twitter : @yu_taiko_wacca)主催のこちらの企画に私も参加することにしました。
全世界のWACCAerが参加できる企画考えました!
— くおん大好きちゃんねる→中の人(ゆぷ) (@yu_taiko_wacca) 2022年9月1日
賛同してくれる方いたら何かしら反応欲しいです!
質問等はリプでもDMでもどうぞ!
wiki編集周りで協力してあげてもいいよって方は”DM”で連絡いただけると幸いです。エンカできる方だったらご飯奢ります(こんぐらいのお礼しかできず恐縮です)。 pic.twitter.com/QD1cf9XiE2
簡単に言うと、「自分の嫁曲のここ好きポイントをみんなで語り合おう!」って企画です。
自己紹介とか
普段は流離(Twitter : @sasurai_WACCA)ってPNでWACCAしてました。
もちもち○んち○ん?知らない人ですね。人違いじゃないですか?
数少ない沖縄勢の一人です。
WACCAを初めて触った日は覚えていませんが、最初期からやっていました。(それこそインフレが追加される前からやってました)
WACCA以外の音ゲーはCS太鼓と申し訳程度のシンクロニカを触っていた程度で、WACCAが初めて本気でやり込み始めた音ゲーです。
WACCAを始めた理由は結構単純で、「今から始めたら古参勢になれる」とかいうしょうもない理由でした*1。あの頃はHARDCOR TANO*Cについては認知している程度でしたが、今では完全に染まってしまいましたね。
最終的な記録としては、
といった感じでした。
他音ゲーの自力が皆無だったので成長はゆっくりでしたが、自分なりに頑張りながら楽しく成長できたと思います。
ちなみに初めてWACCAを触っていた頃は、そのへんのEXPERTすらクリア落ちするほど下手クソでした。その頃から比べたらよく頑張ったと思います。
全人類音街ウナをすこれ
「WACCAで一番思い入れのある曲は何?」と聞かれたら、私は生涯一貫して「ポジティブ☆ダンスタイム」と答える自身があります。
キノシタ調教ウナちゃんからしか接種できない栄養素があると思うんですよ
まぁ、私この曲が大好きでしてね。
この調子でキノシタ楽曲増えないかと期待していましたが叶わぬ夢となりました…
そりゃもう遊び尽くしましたよ。そしてオフラインで消えて泣きましたよ。
↓好きすぎて紫AMした人の図
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
— 流離@WACCA今までありがとう (@sasurai_WACCA) 2021年12月26日
ポジティブ☆ダンスタイム紫AM!!!
初紫は絶対この曲って決めてました! pic.twitter.com/sDe7nulsFh
ポジティブ☆ダンスタイム全難易度紫AM!
— 流離@WACCA今までありがとう (@sasurai_WACCA) 2022年8月26日
expertは既に紫だったのでnormalとhardをそれぞれ9回AMしてきました。
ラスト1回は1クレ内全難易度AMで終了となりました pic.twitter.com/YSZo9sCfoF
私は普段、EXPERTとINFERNOしか触らないのですがこの曲はちゃんと全難易度AM埋めてたりします。
WACCA収録
WACCAに収録されたのは、Lilyアップデートのときでしたね。
【楽曲追加!その1】
— WACCA公式 (@WACCA_official) 2020年9月10日
WACCA Lily稼働日から遊べる楽曲を紹介します!
本日はアニメ/POP、ボカロジャンルの楽曲を公開!#WACCA pic.twitter.com/FSF3kVw99u
Lilyから難易度細分化があり、譜面定数の概念の追加と+を用いた難易度表記になりました。
ポジティブ☆ダンスタイムは収録当時11+でしたが、簡単すぎるとの意見があったのかLily Rでは11に降格していました。
譜面の話
Normal、Hard、Expertそれぞれ好きな箇所があるのですが、全部話すと長くなりすぎるので今回はExpert譜面のみに絞って話そうと思います。
譜面の話をするにあたって、譜面のスクショはこちらからお借りしました。
この譜面は譜面道さんと、みかんのはるさんの合作譜面となっています。
BPMは210とボカロのなかでもかなりアップテンポの曲ですが、音を削りつつ曲の元気いっぱいなところは残しつつで全体のバランスが丁度いいところもポイントです。
それなりに認知度も高い曲なので、WACCAを始めたばかりの初心者でも遊びやすいように色々考えてくれているんだなぁ…って思いました。
どこぞかのSEGAスマホ音ゲーはそういうの考えてなさそうな非人道的な配置が多いですけどね。
…………悪口じゃないですよ?
その分難易度が細分化されているので、それはそれで良いと思います。
ウナリンの元気が溢れる曲なので、Infelnoで密度バチバチに上げた譜面も欲しかったなぁとは思います。
0:00~ (前奏)
開幕からここすきポイント盛りだくさんです。
スライドを連続で置いて右左に動かすのではなく、ホールドで誘導してからスライドで定位置に腕を戻すように配置されているのが好きなポイントです。
WACCAはカウントダウンやカウントアップに合わせてノーツを置くことが多いですが、この譜面では3点押しを簡易化するために真ん中はチェインノーツになっているので「エンジョイ勢にも楽しんでほしい」という気持ちが伝わってきますね。
前奏部分のスライドですが、繰り返すたびにノーツが大きくなるのも曲の元気いっぱいさを表現していてるところがWACCAらしくて好きです。
0:20~
ここからウナちゃんのパートです。
前奏と比べて曲調が落ち着くのに合わせてガイドの範囲が狭くなっています。
このとき全体的に譜面が左よりになっています。(超超重要)
この曲のMVを見てもらうと分かるのですが、ウナちゃんとリンちゃんが二人とも写っているカットでは左ウナちゃん、右リンちゃんという構図がよく使われています。
そのため、ウナちゃんのパートでは全体的に譜面が左よりになっているんですね。
もちろん、直後のリンちゃんパートでは譜面が右よりになっています。
0:47~
ここからサビに向けて曲調が元気になっていくのですが、それに合わせてガイドの範囲が広くなっていくのもWACCAならではの表現方法ですね。
サビ入り直前のウナちゃんの叫び声でチェインが配置されていますが、実は一瞬だけ画像のようにガイドが分割されているっていう小ネタがあります。
1:00 (サビ)
曲名にもなっている「ポジティブダンスタイム」の歌詞の部分です。
ここのホールド取ってるときが一番生を実感します。
運動量は大きく、なおかつ初心者でも取りやすい。どの層のプレイヤーでも納得するサビだと思います。
1:28 (間奏)
これは完全に私の好みの話なのですが…
ここのタップノーツ3打目を右手で取ったあと、コンソールから手を離さずにそのままスライドを取るのが好きです。
ここは、右手でホールドを取ったあと持ち替えずに上部で腕を交差するようにして左手で次のホールドを取るのが好きです。
これマジで2億回ぐらい言ってるんですけど、「WACCAの出張運手は楽しい!!」
どこぞかのM○bius君みたいな人外配置はさておき
普段はホールドの手を持ち替えている譜面も、あえて持ち替えずに腕を交差することで別の楽しさが見つかるかもしれませんよ。
1:50 (サビ2番)
はい出ました。この譜面で私が一番好きなポイントです。
歌詞では「虹色の毎日をずっとずっと笑い疲れるくらい」と言っているのですが、「虹色」に合わせてカラフルにするためにタップをチェインに置き換え、スライドも3色になっています。
やはりエンジョイ勢のために捌きにくい下スライドは無いのも良いですね。
「でも今日はおやすみ」でzzz…を表現するのも良いですよね。
文字ホールドはCHUNITHM等でも使われているのを見ますが、音取りとの両立が難しいイメージがあり、きれいに落とし込めたなと関心しています。(誰目線)
あとがき
オンラインサービス終了に伴い遊べなくなってしまった譜面の一つですが、「こんな神曲神譜面があったんだよ。」と記録として残せて満足です。
TwitterのTL等でWACCAの撤去情報を見るたびに辛い気持ちになりますが、撤去された筐体ってどうなるんですかね?廃棄?
ゲーセン側が処理費用負担するの嫌なら私が買い取りますよ?